皆さんこんにちは。朝晩が冷え込むようになり、紅葉もみられるようになりました。
すっかり秋の気候となり、過ごしやすい日中は園庭で元気に体を動かして遊んでいるお子さま達です。
また、緊急事態宣言が解除されてから1ヵ月が経ちました。引き続き、新型コロナウイルス感染症対策を
講じながらの保育園生活ですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
今回の絵本紹介は、各ご家庭で「ステイホーム中、一度はご家庭で楽しまれたこと」を予想し、2冊選びました。
①手作りのり巻き(お寿司)パーティー
②近所の公園でミニピクニックやお家でお弁当を食べる
この2つの内、どちらかは皆さん経験されたのでは…と予想しましたが、合っていましたか?
それでは、1冊目の絵本を紹介します。
『のりまき』
さく 小西英子 / 福音館書店(幼児絵本シリーズ)
表紙の通りの題名の子の絵本。絵本の中で実際にのりまきを作っていきます。
のりまきの作り方がわかり、実際に食べて見たくもなってしまう魅力的な内容と
なっています。海苔のツヤをはじめ、食材の魅力が伝わってくる絵からは、いい
匂いがしてきそうな程です。ご家庭では、何を巻いたら美味しいかな?と考えな
がら作ってみるのも楽しそうですね。
続いては、こちらの絵本です。
『おべんとう』
さく 小西英子 / 福音館書店(幼児絵本シリーズ)
こちらは「のりまき」と同じシリーズの絵本です。小西さんの絵本は食材の
温かさ(温度感や温もり)が伝わってくるのが魅力的です。「おべんとう」
では、食材から立ち上がる湯気が食欲をそそります。キャラ弁が流行り始めて
から随分と経ちますが、この絵本のお弁当はそれぞれの食材が主役となり、
食のありがたみも伝わってきます。飾ったお弁当も見栄えが良く素敵ですが、
素朴なお弁当の良さが改めて感じられる作品です。
どちらも幼児向け絵本(2才~4才)ではありますが、温かみのある絵には
乳児のお子さまも興味が持てるのではないでしょうか。
ぜひお子さまと一緒にお読みになり、ご家庭でのお楽しみのきっかけにしてみてくださいね。