皆さんこんにちは。
今年は平年遅れの梅雨入りでしたが、日々いかがお過ごしでしょうか。
特にご家庭でお子さまを見ているお父さまお母さま方は新型コロナウイルスの感染防止と
梅雨の日のダブルで巣ごもりの大変な毎日をお過ごしのこととお察しします。
そんな皆さんのために何か力になれないかと考え、HPにて絵本や手作り玩具の紹介を始めることにしました。
不定期の更新ですが、お子さまたちの園生活の様子と併せてぜひごらんください。
今回は冒頭でもお話しした「梅雨」がテーマの絵本を紹介したいと思います。
乳児向け・幼児向けと2冊ご紹介します。
まずは乳児向けの作品です。
『おさんぽおさんぽ』さく:ひろの たかこ/福音館書店(0.1.2.絵本シリーズ)
表紙の青い大きな長靴が目を引くこの絵本。
雨上がりのおさんぽが題材で、物語も表紙と同じ視点で進んでいきます。
梅雨ならではの生き物が出てきたり、青い長靴を履いた子の心の動きが伝わってきたり…
皆さんが子どもの頃、目の前に水たまりがあったらどうしていましたか?
読み終わった頃には雨上がりの散歩に出たくてしょうがなくなっていることでしょう。
「次は何かな?」とページをめくるたびにワクワクする物語です。
続いては幼児向けの作品です。
『あまつぶ ぽとり すぷらっしゅ』
さく:アルビン・トゥレッセルト え:レナードワイスガード やく:わたなべ しげお/童話館出版
“降った雨はどこへ行くのか”という自然のしくみについて、あるがままを物語にした本作。
山に降った雨が、川や湖となり、やがて海へと流れつく過程で、周囲の生き物や人間の生活に
どのように関わっているのか、自然の営みも描かれています。
「ぽとり ぽっとん すぷらっしゅ」「ぽたぽた ぽっとん すぷらっしゅ」とリズミカルな言葉も興味を誘います。
大人はついつい「雨かぁ…(洗濯物が…、1日おこもりか…)」と気分が落ち気味になりますが
お子さまたちにとってはワクワクがたくさんの「雨」。
たくさんの絵本を通して楽しい梅雨を過ごせますように。